よくある会話

鑑識「死因は、喉を切り裂かれたことによる出欠多量、
　　　  凶器は被害者の手に握られている鏡の破片だと思われます。
　　　  おそらく、鏡に映った自分の姿の醜さに耐え切れずに 割った時に、
　　　  手に入れたのでしょう。
　　　  部屋にあるのは昨日レンタルされたDVDのみで、
　　　  他に凶器になりそうなものは発見できませんでした。
　　　  また、部屋には争われた痕跡は残されておりません。」
警部「やれやれ、どうやら今回の事件は自殺で決まりのようだな！」
探偵「果たしてそうでしょうか？」
警部「なに？！どういうことかね！？」
探偵「これを見てください。
　　　  これから自殺しようって人間が、
　　　  わざわざDVDをレンタルするなどとは考えにくいとは思いませんか、警部殿。
　　　  それに、いくら自殺志願者といっても、
　　　  自分の喉を鏡の破片で切り裂こうだなんて、
　　　  普通はそんなことは考えませんよ。」
警部「おいおい、まさか君はこれは殺人事件だなんていいだすつもりじゃないだろうな！？」
探偵「そのまさかですよ、警部殿。」
警部「あ・・ああ・・・。」
おしまい。



＞Milvaくん
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